全年2月2日の投稿2件]

2025年 この範囲を時系列順で読む この範囲をファイルに出力する

梨花ちゃんの女性神職装束姿を描きながら考えていたことなんですけど、古手家の女って女として生まれてくることに価値を見出される割には女の身で神社の家業を継ぐことは時代的にもおそらく土地柄的にも許されなくて、たぶん大学にも行かせてもらえず就職もできずに婿を取って子どもを望まれて、次の跡継ぎを育てながら雛見沢と古手家に生涯縛られる選択肢しかなかったと思われるので、梨花ちゃんのお母さんて立場的にめちゃくちゃ厳しかったんじゃないかな…と思ったりしてました。一応神道系の大学出てなくても神職の資格は取得できるけど、女性で神主になるのは時代的に世間の目がありそうだしもし資格取れたとしても事務止まりかな…とか、やっぱ若いうちに結婚したのかな、とか(そう考えると、賽殺し編で梨花ちゃんから料理がまずいみたいなこと言われてる描写があるのつらかった)
ただ、梨花ちゃんのお父さんもダム戦争のことでストレス抱える中梨花母との関係は良好だったっぽいのは、この二人結構良い夫婦なのでは…?という気がしてきたり…。賽殺し編の梨花ちゃんとお母さんがカレー作ったシーンで、梨花母が料理下手だとしても料理出されて梨花父が嬉しそうにしてるの見た(カレーは梨花母だけで作ったと最初思い込んでたし)ら尚更そう思いました。(でも暇潰し編tipsの梨花母のかなり思い詰めてる感じの日記見るに、梨花ちゃんと接するにあたってノイローゼ気味になってるのを梨花父に打ち明けることができてたかはわからない)
つか漫画版で賽殺し編読んでるんですけどここのシーンめっちゃ泣いちゃって先に進めない…

妄想

暇潰し編の赤坂にとって梨花ちゃんの印象は、
(バス停での出会い)天使のような理想の娘→(「東京へ帰れ」の場面)年齢に不相応の言葉遣いと態度の不気味で怖い子→(梨花ちゃんの死後)自分を脅す演技をしてまで生きたいと必死にもがいた普通の人間
と変遷していったのだと思うけど、祭囃し編の赤坂視点だと最後の部分が曖昧になってしまうんだよな…
でも梨花ちゃんを助けに行くという約束を交わしてるってことは、「東京へ帰れ」の真意も梨花ちゃんの生きたいという意思も理解してるってことでもあるしな…
私は古手梨花というキャラが何だかんだ言ってても結局普通の人間であることに魅力を感じているし、そこがひぐらしという作品が好きな理由の根幹にあると思っています。というか今賽殺し編読んでてそう思いました。
賽殺し編は展開とか設定とかを見るにひぐらし本編の一つとして扱うのはかなり無理があると思ってるので、ひぐらしの物語を補完するためのアナザーストーリーという位置づけとして考えているんですけど、やっぱ好きなんですよね。梨花ちゃんが両親特にお母さんに対してどう思っていたのか、ここのページでもしょっちゅう話しているんですけど考察の余地がありまくると思ってるので…
でもきっと、梨花ちゃんが両親から大切にされていたことを悟ったら悟ったでまたつらいよね(そういうとこも含めて古手家が好き)

  • ハッシュタグは見つかりませんでした。(または、まだ集計されていません。)